テニスのツボ

超理系な現役テニスコーチによるテニス情報ブログです。 「誰かに話したくなる」ようなテニス雑誌にも載っていないような 超マニアックなことをお伝えしていきます。 トッププロの情報や自身の選手活動も定期的に更新中です。

2019年06月

テニスはほぼ全ての大会がトーナメント戦で行われています。そのドローの決め方を実際に行われた2018年全仏オープンのドローセレモニーの様子を見ながら解説していきたいと思います。



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これが全仏オープンのドローセレモニー会場です。大勢の聴衆の前に大きなモニターがあり、そこに抽選結果が映し出されていきます。


男子シングルスのドローをこれから決めていくところです。
テニスではドローサイズの4分の1がシードと、 決まっています。
(例128ドロー→32シード、32ドロー→8シード )
男子シングルスは128ドローですので、シードは32枠です。
これによってシード同士が3回戦まで当たらないようになっています。

まずはシードを除いた残りの96人がどこに入るか決めていきます。
これはコンピューターで、無作為にどんどん選ばれていきます。


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画面左側の枠に3秒に1人くらいのペースでどんどんドローが決まっていきます。


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1、8、9、16、17・・・とシードが入る場所が虫食いになっているのがわかると思います。
右側の映像は過去の全仏オープンの選手やボールパーソンなどが流されていきます。




こうしてシード以外の96人の場所が決まりましたら、次にシードを決めます。

ここで1人の女性が壇上に上がりました。

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ガブリエラ・パパダキスさんといって、フランスのフィギュアスケートの選手だそうです。
平昌オリンピック銀メダリストらしいです。


ここからいよいよ抽選に入ります。


第1シードのナダルです。
第1シードは1の場所に入ることが決まっているので、抽選はしません。

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 同様に第2シードのズベレフも128に入ることが決まっているので抽選はしません。


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そして第3シードのチリッチですが、第3、4シードは33か96のどちらかに入るのでそれを抽選で決めます。

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まずパパダキスさんが机の上のカップの中にある抽選札を取り出し

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それを司会者に渡します。

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抽選札の上蓋をスライドすると数字が現れます。
金属が2枚重なっている、横にスライドするカスタネットのような形状と思っていただければいいかと思います。うまく説明できなくてすみません・・・
とにかく開くまでは番号が見えないようになっています。


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 今回は3を引いたので、33番に入ることが決まりました。

続いて第4シードのディミトロフ。これはもう96に入ることが決まりましたが、一応抽選札を引きます。


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ディミトロフ選手の位置が決まりました。

続いて5〜8シード、9〜12シード、13〜16シード、 17〜24シード、25〜32シードの順に位置を決定していきます。
5〜8シードは、1〜4シードと準々決勝まで当たらない位置に配置されます。

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選手の名前が読み上げられたら抽選札を引き、
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それを読み上げる、それの繰り返しです。



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これは第19シードの錦織のドローが決まった瞬間です。
この2018年大会は1回戦地元ワイルドカード選手、2回戦ペール、3回戦シモンと3連続で地元フランス選手との対戦だったので
錦織が不利になるようにドローを不正に操作してるんじゃないの?」 
みたいな声も一部にありましたが、見ての通り第3者が聴衆の面前で引いていますので、フランス勢3連発はただのドロー運です(笑)


これを32シードまで決めたらドロー表の完成です。

 いかがでしたでしょうか?テニスはドローによって勝敗が大きく変わるスポーツなので、このようにオープンに抽選をしています。(小さな大会でも最低選手代表の立会いの元抽選しています)
また、この全仏のように1つのセレモニーとしている大会もありますので、そんなところにも注目してみてくださいね。

ウィンブルドンのドローが発表となりました。

錦織圭は第8シード。

大坂なおみは第2シード。

他にも西岡良仁、予選から杉田祐一と内山靖崇など複数の日本人が出場します。 


 
これがそのドロー表です(3回戦から)
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これはドロー運的には

最悪のドローです 


(テニスの実力的なことではなく、あくまでドロー運の話です)


細かいドローの決め方はまた今度記述するとして、今回錦織が入った第8シードでは1回戦、2回戦はノーシード選手との対戦。3回戦から次のようになるようにドローイングされます。

[5〜8シード選手の組み合わせ]

3回戦 25〜32シードのどれか
4回戦 9〜12シードのどれか
準々決勝 1〜4シードのどれか
準決勝 準々が1、2シードなら3か4シード、3、4シードなら1、2シード
決勝

という風になるように決まっています。

要するに、3回戦では32シードとの対戦を引くのが一番よくて、25シードとの対戦が一番厳しい、というような見方をすると、今回の錦織がどのくらい最悪かわかります。

[錦織圭の組み合わせ] 

3回戦 25シード デミノー(最悪)
4回戦 9シード イズナー(最悪)
準々決勝 2シード フェデラー(たぶん最悪)
準決勝 3シード ナダル(最悪)
決勝
 
ほぼ全部最悪を引くという神ドローならぬ地獄ドローです。

3回戦、4回戦は共にビッグサーバーとの対戦となりそうです。
しかしイズナーは怪我がち、デミノーも安定感はないのでどうにかなるかも。


そして準々決勝。ちなみに第1シードのジョコビッチではないので、ランキング的には最悪ではありませんでしたが、

芝のフェデラー

の方が個人的には最悪かと。

そして準決勝は3シードの方を引く(しかもランキングはナダル2位)


完璧にフルコンボ決まりました。


ちなみに直近の四大大会ではことごとく準々決勝で厳しくなるドローを引き続けています。


全仏オープン    準々決勝

クレーのナダルに敗れベスト8(ナダルが優勝)

全豪オープン    準々決勝

ハードのジョコビッチに敗れベスト8(ジョコビッチが優勝)

全米オープン    準々決勝

錦織は怪我でランキングを落とし21シードとして迎えました3回戦で第4シードのズベレフのドローでしたが、幸運なことにその前にズベレフが敗れ、準々決勝で第7シードのチリッチに勝利し準決勝進出!しかしそこで同じくランキングを落としていた第6シードの
ハードのジョコビッチに敗れベスト4(ジョコビッチが優勝) 


という具合にことごとく優勝者に阻まれ続けています。


まぁランキングだけで勝負が決まるわけではないですし、フェデラーがもし早期敗退すればベスト4も可能性がないわけではないですからね。
 
もう日曜から本戦始まりますので1回戦から楽しんで観戦したいと思います。
(個人的には1回戦でコールシュライバーを引いたジョコビッチの試合が楽しみですw)


それではまた、よいテニスライフを。 

年に1回の国内でのATPツアーである楽天オープンの情報が一部出てきましたので、日程、出場選手、チケット情報をお伝えいたします。
【公式ホームページ】

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●日程
2019年9月30日(月)〜10月6日(日)
●ドローサイズ
男子シングルス32 ダブルス16
●会場
有明コロシアム

昨年はオリンピックに向けてコート改修の為別会場でしたが、今年は有明にで行われる予定です。
工事を受注していた業者が倒産し、開催が危ぶまれていましたが問題なく開催されそうです。


●出場選手
N.ジョコビッチ
錦織圭
S.ワウリンカ


なんと今年はジョコビッチが参戦予定です!今のところ3人しか発表されていませんが、今から楽しみですね。

楽天オープンと同じ週に北京でATP500の試合があるのですが、ジョコビッチ、ナダル、マレーといった世界トップクラスの選手は北京に出る選手が多かったです。
その理由として最も考えられるのは「翌週に上海マスターズがあること」です。
 
楽天(日本)→上海(中国)
よりも 
北京(中国)→上海(中国)
のほうが移動距離を考えると明らかに楽ですよね。


またあまり知られていませんが、賞金総額も同じATP500なのに倍近く違います。

楽天オープン 賞金総額 約204万ドル 優勝賞金 約39万ドル
北京オープン 賞金総額 約367万ドル 優勝賞金 約74万ドル


以上の理由から
移動の負担を軽減して上海に備えたい→北京参戦
上位が出てない大会でポイントを稼ぎたい→楽天参戦
という傾向が強く現れていました。
(キリオスなどは日本が好きだから出てるよ、とか言ってくれる選手もいます。嬉しいですね!)


それなのにどうしてジョコビッチは楽天参戦を決めたのでしょう。

理由はこれしかないと思います。




東京オリピッ




そうです。ついに来年に迫った東京オリンピック制覇を狙っての参戦だと思います。

四大大会を全て優勝することをグランドスラムといいますが、それにオリンピック優勝を加えた5大会を同一年に全て優勝することをゴールデンスラムと言います。
 


ゴールデンスラム達成者

シュティフィ・グラフ(ドイツ)

男女、単複通じてただ一人です。




そして同一年に限らず5大会優勝することはキャリアグランドスラムと言います。
 



キャリアゴールデンスラム達成者 (男女シングルスのみ)


アンドレ・アガシ(アメリカ)
ラファエル・ナダル(スペイン)
セリーナ・ウィリアムズ(アメリカ)

の3人です。(ちなみにグラフとアガシは夫婦です。すごい一家だ・・・)





ジョコビッチは2015年の全英から全米、年が変わって2016年全豪と連続優勝、さらに全仏で初優勝し4大会連続優勝でキャリアグランドスラムを達成し、まさにノリにノッていました。
そしてついに男子初のゴールデンスラマー誕生か!?と注目されて臨んだ全英でまさかの3回戦負けを喫し、連続優勝が途絶えました。

さらにキャリアグランドスラムをかけたリオオリンピックでは、1回戦でデルポトロと当たる不運もあり1回戦負け。結局2016年はオリンピック後、1つも優勝できず不完全燃焼な1年になってしまいました。

こういった前回オリンピックの教訓があったからこそ、東京オリンピック会場である楽天オープンへの参戦を決めたのだと思います。



ということで楽しみが増えた楽天オープン。
もしかしたら、ジョコビッチの他にもオリンピックに重きを置いている選手が出場するかもしれませんので、公式サイトを定期的に見てみることをお勧めします。


●チケット日程
パッケージシート(3日共通券、1週間共通券など)
1次抽選 6月29日〜7月7日
2次抽選 7月13日〜7月16日

1日券
先行抽選  8月3日〜8月12日
一般発売 8月24日〜

詳しくは公式ホームページしてご確認ください

[楽天オープン公式HP]
 

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大事な試合に勝ちたい。

草トーナメントの決勝
県大会進出が決まる試合
団体戦で自分の試合で勝敗が決まる

大なり小なり誰もが「勝ちたい」試合はあったはずです。
守っているだけで勝てれば楽なんですが、そういう相手ばかりではありません。


そんな時覚えておいて欲しい思考法があります。


3分のn思考法





はい、ここで読むのをやめないで下さい。
見てみれば簡単なことですから。


まずショットには大きく分けて3つのリスク(ミスの種類)があります。

オーバー、ネットのリスク
距離感を間違うリスクです。深く狙えば狙うほどバックアウト、手前を狙えばネットのミスが増えます。
サイドアウトのリスク
左右方向のリスクです。サイドラインギリギリを狙えばサイドアウトが増えます。
タッチのリスク
ショットの強さによるリスクです。強いフラット、グリグリスピンでは真ん中に当たらずフレームショットなどが増え、またドロップショットでは甘いチャンスボールになってしまうリスクがあります。


うまく行った時に一番効果的なのは3つのリスク
が全て成功した時です。例えば「シングルスでコーナーにドフラットの強打を打ち込むこと」です。でもこれを毎回打ち続けて勝てると思いますか?多分ミスが増えて負けちゃいますよね。
ではこの3つのリスクをどんな場面でどこまで負うかだいたい決めちゃおうというのがこの思考法です。


●3分の0リスクの場面

自分が押されている場面です。
ここでは全てのリスクを負わない方がいいです。要はネットの高いところを通してサイドアウトしないくらいのところにミスが少ないショットを打つ、というのが正解になります。
ミスが少ないショットは人によって違います。スライスでもスピンでもブロック系のショットでもいいですし、なんならロブでもいいです。
自分が一番ミスしにくいな、と思うショットにしましょう。



●3分の1リスクの場面
お互いラリーがイーブンで続いている、または自分達が有利な状況です。打ち合いの中で一番多い状況でもあります。ここでは1つリスクを負うべきです。
深いスピンボール(オーバーのリスク)」
相手を走らせるアングルショット(サイドアウトのリスク)」
低いスライス(ネットのリスク)」
速いフラットをアウトしないところに強打(タッチのリスク)」
のように1つだけリスクを負うと、次に甘いボールがきやすくなります。もしイーブンの状況が続いても根気よく上記のようなボールを選択し続けましょう。
そしてチャンスボールを決めに行くときも強く打つなら強く、コースを狙うならコースとはっきり分けましょう。特によく見かけるのがスマッシュを強く深く狙う人。強く、深く、というのは2つのリスクを負っている状態でミスが出やすくなります。スマッシュは「強くコートの真ん中に打つ」か「少しスピードを落として深くorサイドに打つ」のどちらかにしましょう。


●3分の2リスクの場面
これは試合中何度かすべきギャンブルの場面です。自分が押されている時に逆転のショット、また決め切れるか微妙なチャンスボールなどで相手の読みを外す時に使います。「相手がネットに詰めてきた時に決めるつもりで中ロブを打つ」「アプローチショットをサイドラインに強く打つ」「若干浮いてきたチャンスボールを決めるつもりでドロップショット」などです。
2つのリスクを負うようなショットは使っても1セットマッチなら使っても3回くらいにした方がいいでしょう。あくまで狙いは相手の読みを外すことここでロブが来るかも、ここでドロップが来るかも、と思わせることで思い切ったプレーをしにくくさせましょう。

●3分の3のリスクの場面
3分の3のリスクは負わない方がいいです。
よくある場面はダブルスでポーチボレーがきそうな時に、ストレートの前衛にアレーコートを狙って強打を打つこと。ただでさえネットが高い位置を狙うのでネットのリスク、強打によるタッチのリスク、さらにアレーコートを狙うサイドアウトのリスクの全てを負うことになります。もしリスクを負ってストレートを狙うなら相手がいる位置付近に強打する(ネットとタッチのリスク)か、少しスピードを落としてアレーコートに打つ(ネットとサイドアウトのリスク)のどちらかがおすすめです。



まとめ
基本的には強く打つなら強く、深く打つなら深く、走らせるなら走らせる、はっきり1つの狙いで攻めましょう。苦しくなったらとにかく返す。たまにリスクを負いましょう。

また人によって無理なく狙える範囲は違います。強く打ってもミスが少ない人、深いボールを打つ感覚に優れている人など十人十色です。
自分の中で「ほぼ間違いなく入るスピード、深さ、コース(ノーリスク)」「8割以上入るスピード、深さ、コース(リスク)」を普段の練習で確認しておくと試合で迷いなくプレー出来ます。
ちなみに練習で5割に満たないショットはリスクではなく無謀といいます。勘違いしないでくださいね。
機会があれば具体的な練習方法も書いていきます。

ではまた、よいテニスライフを。

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いよいよ今週日曜からウィンブルドンが始まります。毎日NHKで中継する唯一の大会ですので、是非見て楽しみましょう!
今回のテーマは芝のスペシャリスト

クレー、ハードは苦手だけどグラスコートで勝ちまくる、そんな芝のスペシャリストたちを紹介します。





現役選手のグラスコート通算勝率
1位 R.フェデラー    87.4%
2位 A.マレー           83.6%
3位 N.ジョコビッチ83.0%
4位 R.ナダル           77.6%
5位 M.チリッチ       70.5%

予想通りフェデラーが1位です。ちなみに87.4%は歴代7位です。
その他の選手もビッグ4が上位を占めていて流石の一言です。
ちなみに錦織圭は現役で20位です(61.0%)

これだとビッグ4強いですねー、で終わって全く面白くないですね。あくまでお伝えしたいのは芝のスペシャリスト。ノーシードで1回戦で当たったらイヤな選手を探してみました。
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条件
●通算グラスコート勝率60%以上
●クレー、ハードの勝率がグラスより低い
●世界ランキング33位より低い
(ウィンブルドンノーシード)
●なんとなく芝好きそう

T.ベルディハ(チェコ) 112位

グラスコート勝率69.1%  ハード65.1% クレー63.7%

 ウィンブルドン最高戦績 準優勝(2010年)

 長らくトップ10を維持してきたベテランプレーヤー。近年も2016、17年の2年連続ベスト4進出などグラスコートが得意です。背中の怪我に悩まされランキングが下がっています。
他のコートでも勝率は高いので、グラスで強いオールラウンドプレーヤーといったところでしょうか。



 J.W.ツォンガ(フランス) 70位

グラスコート勝率69.0%  ハード68.6% クレー64.3%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト4(2011.2012年)

 個人的には全仏オープンで観客の声援を受けて大活躍している印象でしたが、意外にもクレーが一番勝てていませんでした。ハードとグラスではほぼ同水準なのでスペシャリストかというと微妙なところです。



 R.ガスケ(フランス) 46位

グラスコート勝率68.0%  ハード62.4% クレー63.1%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト4(2007.2015年)

 天才と呼ばれながらビッグタイトルに手が届いていないベテラン。スライス系のショットとネットプレーの巧さはツアー随一なのでグラスコートではかなり厄介な選手です。



 F.ロペス(スペイン) 53位

グラスコート勝率65.6%  ハード51.0% クレー49.0%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト8(2005.2008.2011年)

 左利き特有のスライスサーブと高速フラットサーブが武器。ハード、クレーに比べ約15%も高い勝率のまさに芝のスペシャリストと呼んでいいのではないでしょうか。ちなみに先週のクイーンズクラブ旬主権(ATP500)でアンディ・マレーと組んだダブルスとシングルスの単複2冠を達成し話題になりました。

 I.カルロビッチ(クロアチア) 80位

グラスコート勝率64.0%  ハード52.9% クレー42.0%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト8(2009年)

 通算サービスゲームキープ率92%、サービスエース数は歴代1位の13378本。その反面リターンゲームブレーク率はわずか9%とサーブに全ての能力を結集したような選手です。
7−6、6−7、7−6のスコアを見たらまずカルロビッチが関係していることを疑います。

  S.クエリー(アメリカ) 79位

グラスコート勝率62.5%  ハード56.4% クレー45.1%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト4(2017年)

 カルロビッチと同じようにサーブが武器。サーブ&ボレーよりもストロークの強打が得意な選手です。
トップ10選手に対して24.7%と約4回に1回大物食いをするなどハマれば驚異のプレーをします。
 


 N.マウ(フランス) 145位

グラスコート勝率62.0%  ハード41.0% クレー30.4%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト16(2016年)

 ウィンブルドンのイズナーとの試合で4−6、6−3、7−6、6−7、68−70の史上最長の試合をしたことの有名になった選手。テニス通はエルベールとペアを組んでのダブルスの名手の印象が強いです。今年の全豪で優勝しダブルスでのキャリアグランドスラムを達成しました。


P.コールシュライバー(ドイツ) 57位

グラスコート勝率61.1%  ハード54.7% クレー57.2%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト8(2012年)

 通常芝が得意な選手はグラス>ハード>クレーの順に勝率がなりますが、なぜかハードが一番苦手な選手。個人的にはグランドストロークの安定感が特長の選手だと思っていたので、こんなにグラスの勝率が高いとは思っていませんでした。



A.マナリノ(フランス) 37位

グラスコート勝率60.8%  ハード44.9% クレー26.4%

 ウィンブルドン最高戦績 ベスト16(2013.2017.2018年)

 最後に来ました。クレーとの勝率の違いを見ればわかるように彼が真の芝のスペシャリストです。彼の特長は左利きのサーブとバックハンド。サーブは不安定な時も多いですが、バックハンドはかなり回転の少ないフラット系で、グラスだとほとんど弾まずに滑ってくるような印象を与えます。
初出場の2009年以外毎年2回戦以上に進出し、芝での安定感を感じます。




まとめ
今回は調べるのに1時間以上かかって大変でした。でもこういうことを調べるのは大好きなので、週に1回以上はこのような調べてみた系の記事を書いていきたいと思います。
「こんなこと調べて欲しい」なんかがありましたらコメント欄にお書きいただければありがたく思います。

それではよいテニスライフを。

 

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