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大事な試合に勝ちたい。

草トーナメントの決勝
県大会進出が決まる試合
団体戦で自分の試合で勝敗が決まる

大なり小なり誰もが「勝ちたい」試合はあったはずです。
守っているだけで勝てれば楽なんですが、そういう相手ばかりではありません。


そんな時覚えておいて欲しい思考法があります。


3分のn思考法





はい、ここで読むのをやめないで下さい。
見てみれば簡単なことですから。


まずショットには大きく分けて3つのリスク(ミスの種類)があります。

オーバー、ネットのリスク
距離感を間違うリスクです。深く狙えば狙うほどバックアウト、手前を狙えばネットのミスが増えます。
サイドアウトのリスク
左右方向のリスクです。サイドラインギリギリを狙えばサイドアウトが増えます。
タッチのリスク
ショットの強さによるリスクです。強いフラット、グリグリスピンでは真ん中に当たらずフレームショットなどが増え、またドロップショットでは甘いチャンスボールになってしまうリスクがあります。


うまく行った時に一番効果的なのは3つのリスク
が全て成功した時です。例えば「シングルスでコーナーにドフラットの強打を打ち込むこと」です。でもこれを毎回打ち続けて勝てると思いますか?多分ミスが増えて負けちゃいますよね。
ではこの3つのリスクをどんな場面でどこまで負うかだいたい決めちゃおうというのがこの思考法です。


●3分の0リスクの場面

自分が押されている場面です。
ここでは全てのリスクを負わない方がいいです。要はネットの高いところを通してサイドアウトしないくらいのところにミスが少ないショットを打つ、というのが正解になります。
ミスが少ないショットは人によって違います。スライスでもスピンでもブロック系のショットでもいいですし、なんならロブでもいいです。
自分が一番ミスしにくいな、と思うショットにしましょう。



●3分の1リスクの場面
お互いラリーがイーブンで続いている、または自分達が有利な状況です。打ち合いの中で一番多い状況でもあります。ここでは1つリスクを負うべきです。
深いスピンボール(オーバーのリスク)」
相手を走らせるアングルショット(サイドアウトのリスク)」
低いスライス(ネットのリスク)」
速いフラットをアウトしないところに強打(タッチのリスク)」
のように1つだけリスクを負うと、次に甘いボールがきやすくなります。もしイーブンの状況が続いても根気よく上記のようなボールを選択し続けましょう。
そしてチャンスボールを決めに行くときも強く打つなら強く、コースを狙うならコースとはっきり分けましょう。特によく見かけるのがスマッシュを強く深く狙う人。強く、深く、というのは2つのリスクを負っている状態でミスが出やすくなります。スマッシュは「強くコートの真ん中に打つ」か「少しスピードを落として深くorサイドに打つ」のどちらかにしましょう。


●3分の2リスクの場面
これは試合中何度かすべきギャンブルの場面です。自分が押されている時に逆転のショット、また決め切れるか微妙なチャンスボールなどで相手の読みを外す時に使います。「相手がネットに詰めてきた時に決めるつもりで中ロブを打つ」「アプローチショットをサイドラインに強く打つ」「若干浮いてきたチャンスボールを決めるつもりでドロップショット」などです。
2つのリスクを負うようなショットは使っても1セットマッチなら使っても3回くらいにした方がいいでしょう。あくまで狙いは相手の読みを外すことここでロブが来るかも、ここでドロップが来るかも、と思わせることで思い切ったプレーをしにくくさせましょう。

●3分の3のリスクの場面
3分の3のリスクは負わない方がいいです。
よくある場面はダブルスでポーチボレーがきそうな時に、ストレートの前衛にアレーコートを狙って強打を打つこと。ただでさえネットが高い位置を狙うのでネットのリスク、強打によるタッチのリスク、さらにアレーコートを狙うサイドアウトのリスクの全てを負うことになります。もしリスクを負ってストレートを狙うなら相手がいる位置付近に強打する(ネットとタッチのリスク)か、少しスピードを落としてアレーコートに打つ(ネットとサイドアウトのリスク)のどちらかがおすすめです。



まとめ
基本的には強く打つなら強く、深く打つなら深く、走らせるなら走らせる、はっきり1つの狙いで攻めましょう。苦しくなったらとにかく返す。たまにリスクを負いましょう。

また人によって無理なく狙える範囲は違います。強く打ってもミスが少ない人、深いボールを打つ感覚に優れている人など十人十色です。
自分の中で「ほぼ間違いなく入るスピード、深さ、コース(ノーリスク)」「8割以上入るスピード、深さ、コース(リスク)」を普段の練習で確認しておくと試合で迷いなくプレー出来ます。
ちなみに練習で5割に満たないショットはリスクではなく無謀といいます。勘違いしないでくださいね。
機会があれば具体的な練習方法も書いていきます。

ではまた、よいテニスライフを。