1日あいてしまいました。けいこーちです。
今日のテーマはストロークとボールの軌道。
みなさんはこんなことありませんか?
「ボールが深く打てず短くなってしまう」
「プレッシャーがかかるとネットミスが多くなってしまう」
「 ロブがうまくあがらずスマッシュされてしまう、またはオーバーしてしまう」
順回転がかかっていると手前に、逆回転がかかっていると奥にボールが落ちます。これはテニスをやっていると感覚的に分かると思います。
今日のテーマはストロークとボールの軌道。
みなさんはこんなことありませんか?
「ボールが深く打てず短くなってしまう」
「プレッシャーがかかるとネットミスが多くなってしまう」
「 ロブがうまくあがらずスマッシュされてしまう、またはオーバーしてしまう」
そんな時にどうしたらいいのか考えてみましょう。
たとえばあなたがベースラインから相手コートの深くを狙って打つとします。
その時ネットまでの距離は約12m。
ネットの高さは約1m。
ネットから相手のベースラインまでの距離は同じく約12m。
つまり12m先にある1mのネットを超えて、かつ24mまでに入れるということをしようとしているわけです。
このときボールを直線で打つと必ずネットにかかってしまうので、放物線を描くように打つ必要があります。
ネットまでの距離:ネットからベースライン
=1:1なので
この放物線の頂点をネットの上に設定するとベースラインの上に落ちます。
これはどんな高さに打ってもネットの上が放物線の頂点であれば変わりません。
フラット系の低いボールを打つとき
ロブ系の高いボールを打つとき
特にロブが苦手な方は相手がいる場所を基準に打っている場合が多いです。ネットの上から落ちるイメージを持てばうまく上がります。
「短くなる」「アウトする」場合はボールの頂点の設定ミスです。
放物線の頂点がネットの手前であれば短く、ネットの奥であればアウトします。
ほとんどの場合ネットの上で頂点を迎えそこから落ちるイメージで打てばベースライン上に打てますが、少しだけ以下のことも意識するとより精度が高まります。
●ボールを打つ高さ
同じ放物線で打つ場合、ボールを打つ高さが高くなればなるほどボールの飛距離は伸びます。膝より下で打つときと肩の高さで打つときでは約1m違います。肩の高さで打つときとには頂点を若干手前に設定しましょう。
●空気抵抗
ボールは飛んでいる間空気抵抗を受け減速します。ですのでネットの上に頂点を取った場合若干手前に落ちます。空気抵抗は高度が高くなると(空気が薄くなると)小さくなるので、標高が高い場所での試合はボールが飛ぶ、と感じられます。(これにはボールの内圧も関係していますが今は無視します)
日本でテニスをしている限り、あまり気にしなくていいでしょう。
●ボールのスピン量
これはマグヌス効果と呼ばれるもので、物体が飛んでいる時に物体の上側と下側の気圧差があるとその方向に力が働く、といったものです。詳しくはマグヌス効果と調べてみて下さい。
順回転がかかっていると手前に、逆回転がかかっていると奥にボールが落ちます。これはテニスをやっていると感覚的に分かると思います。
これらを踏まえてボールの軌道を決めるとミスが減ること間違いなしです。
あなたのボールがどこに頂点があるか、もう一度確認してみましょう。
それではまた、よいテニスライフを。